ODIP Enterprise Solution
インフラ

ODIP Enterprise Solution

 

ODIP Enterprise Solution 概要

複雑なバッチ処理をノンプログラミングで実現
大規模システムにも対応するモデルドリブンの超高速開発ツール

ODIP Enterprise Solution                           

ODIP(オーディップ)は、エンタープライズで求められる複雑かつ大規模なバッチ処理を、GUIで簡単に開発できるソリューションです。

一般的なバッチ処理の開発手法では、業務分析結果をもとに、さまざまな仕様書や設計書に落とし込み、プログラミングを行います。この場合、その後のテストフェーズで不備が発覚すると手戻りが大きくなりがちで、スケジュール遅延のリスク、仕様書とソースコードの乖離、コスト増大といった課題があります。また改修を繰り返すことでシステムが複雑化し、エンジニアの属人化も悩みとなっています。

このような課題をすべて解決するのが、100%モデルドリブンで稼働するバッチシステムを構築できるODIPです。ODIPは、ユーザー要件をもとに入力、加工、出力のデータ項目をGUI上にてメタデータで定義するだけで、ノンプログラミングでの開発を実現します。開発時間や負担を削減・軽減するだけでなく、ユーザーへ提供するまでの時間を大幅に短縮することが可能なため、激しいビジネス環境で求められる戦略的情報を迅速に提供し、新たなビジネス展開にも大きく貢献する画期的なソリューションです。

ODIPは、日本の国内特許と米国特許を取得しており、銀行の情報系システムおよび勘定系システムでも採用が進んでいます。

ODIP Enterprise Solution 特徴・機能

1.メタ定義ベースの開発手法                            

ODIPの特徴は、ユーザー仕様をメタデータで定義することによって、100%モデルドリブンによる大規模バッチシステムを実現している開発手法です。「入力は何か」「加工は何か」「出力は何か」というユーザー仕様を、簡単に扱えるGUIを使って定義し処理を作成していきます。

メタデータ定義を行う内容

ODIPの出力は、「明細表」のほか「クロス集計表」を作成することができます。レイアウトまったく異なる複数の明細表や複数のクロス集計表を、ひとつの処理で作成可能です。ここでは、商品を管理単位で分類し、顧客属性ごとに表で集計するケースを例示します。

カテゴリ階層

ODIPでは「カテゴリ階層」とは、コード(カテゴリ)の階層関係を表します。以下の表は、「商品コードが1~4なら[A型商品]」「4~5なら[B型商品]」を表現するカテゴリ階層です。

入力カテゴリ 出力カテゴリ  
商品1 A型商品    
商品2  
商品3  
商品4 B型商品
商品5  

管理単位

ODIPの「管理単位」は、入力、加工、出力を、出力レコードの単位で定義されます。
たとえば、顧客番号ごとに顧客明細表を出力するのであれば「顧客番号」が管理単位になり、自社の「支店番号」ごとに多次元多階層のクロス集計表を出力するのであれば「支店番号」が管理単位となります。
クロス集計表では、下表のように縦・横の項目をカテゴリや属性の組み合わせで表わすことができる表で、次元や階層が異なる場合でも、すべて出力することができます。

  取引金額 a~c取引金額 d~e以外取引金額 A型商品取引金額 B型商品手数料
製造業          
1次産業          
2次産業          
3次産業          
中小企業          
総合計          

2.ODIPを用いることで変わるシステム構築のライフサイクル             

 GUIをベースとした処理ロジックを構築することで、システム構築の工数や効率性を大きく改善することができます。

 一般的なシステム構築のライフサイクル

 

 

 

 

 

 

 

一般的なシステム構築では、ドキュメントを成果物とし、ドキュメントのレビューを繰り返すことで品質を保ちます。また、品質を保つためには、テストの繰り返しが不可欠です。このような手法ではコストがかかるだけでなく、手戻りが発生すると大幅に上振れする恐れがあります。

ODIPを用いたシステム構築のライフサイクル

 

 

 

 

 

 

 

一方でODIPを用いた場合には、GUIの定義自体が可視化されており、別途ドキュメントを記述しメンテナンスを繰り返す必要がありません。そのため、開発スピードが劇的に向上すると同時に、属人性を排除した運用も実現します。また、移植や再利用もしやすく、大規模かつ複雑なバッチシステムの開発において、これまでにない生産性をもたらします。
 このようにODIPは、これまで主流だったドキュメントベースの開発手法とは概念のレベルから大きく異なる手法を実現します。

ODIP導入事例

Case1:B銀行様の新情報系システム                

経費、融資、預金など基幹系システムから収集したデータを処理加工し、約200の基礎データと、ユーザーに提供する100のデータマートを作成。それを実行するシステムの加工エンジンとしてODIPを活用しています。

Case 2:C協会様の顧客管理システム                

1億行超の大量データを含む顧客データベースを処理して取引件数、照会状況、設備利用状況などの多角的な分析に使用するデータマートを作成し帳票化しています。その基盤エンジンとしてODIPを活用しています。

Case 3:F銀行様の新勘定系バッチシステムおよび新情報系システム

1000以上の帳票出力データの作成を行う新勘定系バッチシステムと300以上の目的別データ作成を行う新情報系システムにODIPを適用する予定です。

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