IBM Aspera on Cloud とは

大容量ファイルやメディアを、ファイルサイズ、転送距離及びネットワークの条件に関わらず、安全な環境で高速に移動・共有・同期をすることを可能にするソリューションです。
FASPと呼ばれる独自のプロトコルを使うことで、従来の転送方法の数十倍から数百倍もの転送速度を実現。また、ファイルの暗号化や接続するホストの認証機能などセキュリティ対策も備えています。

3つのポイント

ユースケース・活用事例

大量のデータをクラウドにし移行/アップロードしてコストを削減し、迅速にスケーリングします(クラウド移行など)。

グローバルの多数のターゲット拠点に迅速に配信し、ワークフローと成果物を加速します(小売、流通など)。

チームは大容量のファイルやデータ・セットを使用して素早くコラボレーションすることで、生産性を大幅に向上することができます(製造設計など)。

データ・リポジトリーを複製します目標復旧時間を短縮し、目標復旧時点(RTO/RPO)を小さく設定して事業継続性を確保し、データ損失を防止します(DevOpsの同期など)。

各プラットフォーム上で(サーバ、デスクトップ・ブラウザー、およびモバイル)高品質のビデオおよびデータ・フィードを変更することなく、そのまま公衆インターネット上でストリーミングします。

活用事例大手オンデマンドストリーミング

課題

ストリーミング映画やテレビ番組を700以上の異なるデバイスに配信するには、毎月50TB以上の新しいコンテンツを200以上のグローバルパートナーから移動、処理、保存する必要があった

ソリューション

Asperaの大容量高速ファイル転送ソリューションを使用して、デジタル・コンテンツをクラウド上で受け取り、ストリーミング形式への変換もクラウドで行う

効果

• 高速転送を実行するためのオンデマンドコンピューティング制御が可能に
• 転送負荷が減少すると自動的にスケールダウン
• 独自のデータセンターを構築する必要性がなく、設備投資額を大幅に削減
• コンテンツの受け取りからストリーミング形式への変換、配信までの時間短縮

IT・通信業 / 従業員数(日本):150名~299名

活用事例映画館運営会社

課題

多様な動画配信サービスの拡大に対応した映像コンテンツのデリバリーの仕組みを整備する中で、実質1週間程度でのデリバリー完了という非常にタイトな納期の依頼に対応する必要があった

ソリューション

ネットワークを介した映像コンテンツのファイル転送を高速化でき、設備投資などの大きな初期投資や運用基盤構築が不要なSaaSであるIBM Asperaを導入

効果

• 転送速度でも品質面でもまったく問題なく、わずか1週間で環境を整備
• 映像コンテンツを国内外20カ所を超える事業者に向けてデリバリーを完了


総合レジャー業 / 従業員数:50名~99名

Aspera on Cloudの主な機能

直感的な
ファイル共有と配信

クラウド上でファイルやフォルダを共有し、チーム間での共同作業を可能にします。アクセス権限の設定も柔軟に行えます。

リアルタイムの可視性と
転送の制御

転送量、ストレージ使用量及びデジタルパッケージの管理とレポートを確認することができ、アクティビティログとサービスアラートを監視することができます。

ハイブリッド環境の
ファイル転送を中央制御

市場をリードするパブリッククラウドとオンプレミスストレージと連携し、異なる環境間でのデータ転送を一元管理できます。

Aspera on Cloudの特長

料金プラン

従量課金プランEssentialsプランStandard Plusプラン
費用161円/GB月額
※転送量(GB単位)
39,876円/TB年額
※転送量(TB単位)
お問い合わせください
転送量1GBから従量課金1TBから6TBから
ストレージGB毎の課金1TB/月次ストレージ10 TB/月次ストレージ
ダウンロードGB毎の課金10TB100TB
ワークスペース1ワークスペース1ワークスペース10ワークスペース

※費用・プランは変更する場合がございます。
※別途初期費用が発生する場合があります。詳細はお問い合わせください。
※最新情報はお問い合わせください。

よくある質問

転送量、月間ストレージ、年間Egressについて、契約した使用量を超過した場合、課金せずにサービスを停止する機能はありますか。
または、使用量を超過する見込みがある時にアラートを受け取ることができる機能はありますか。

初期費用はかかりますか。

保守サポートはありますか。(エンドユーザー様から質問を送り、回答をもらえるようなサポートなど)

Aspera on Cloudのマニュアル及び導入時の初期設定資料はありますか。

通信のログを見ることはできますか。ログを見ることにより、以下のことを確認したいと考えております。
・今どれくらいの人がAsperaを使用しているか
・エラーがあった時に原因を探りたい

仮に1人のユーザーが、ファイル①とファイル②の2つのファイルをAspreaを使って転送したいと考え、同時に2つのファイルをAsperaへアップロードした場合、①のアップロードが終わってから②のアップロードが始まる形式と、①と②のアップロードが同時並行で進む形式のどちらの形式になりますか。

お気軽にご相談下さい

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