IBMストレージはクラウド対応
クラウドとつながる/クラウドでも動く/IBM Storage
ストレージがクラウドとつながることでより効率的なデータ基盤の構築を実現
Backup | バックアップデータをクラウドに保管 AirGapがあるためランサムウェア対策にも使える安全な保管先 |
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Archive | 利用頻度の低いデータをクラウドに退避 初期費用かからず低コストで保管が可能 |
On Cloud | クラウド上で任意のストレージを構築 クラウド標準のストレージでは実現できない機能を提供したり、オンプレと同じ運用を実現 |
Replication | クラウドとオンプレミスの間でデータ同期 容易に逆方向にコピー可能で災害対策に活用 データ移行にも利用可能 |
Hybrid Cloud | オンプレ⇄クラウド間の連携だけでなく クラウド⇄クラウド間でのデータ連携も可能 |
ストレージ ソリューションのメリット
ハードウェアだけではできないことが可能になり、
お客様のご検討の幅が広がります。
お客様のご検討要件と対応ソリューション
お客様の検討要件 | 対象のお客様 | 対応ソリューション | |
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1 | IBM ストレージをクラウドでも利用したい | ・クラウドを使っているお客様 ・これからはクラウドを中心で考えているお客様 | Storage Virtualize Storage Protect Storage Scale |
2 | ハイブリッドクラウドによるデータ連携で、効率よくデータ を管理したい | ・クラウドを使っているお客様 ・クラウドを使用したデータ移行を考えているお客様 | Storage Virtualize Storage Protect Storage Scale |
3 | クラウド活用によるコスト削減を実現したい | ・IoTなどでクラウドにデータをためているお客様 ・クラウドのコストが気になってきたお客様 | Storage Scale Storage Protect Cloud Object Storage |
1.ストレージをクラウドでも利用したい
オンプレからクラウドへのデータ移行
クラウドでストレージ仮想化を活用するとデータ移行や災害対策のためのレプリケーションが容易
クラウドでストレージ仮想化
レプリケーション
- ボリューム単位でどこにでも
- アプリケーションに依存しない
- 近距離ならRPOほぼゼロも可能
最適化
- プール化して最適化
- シン・プロビジョニング、重複排除でさらに効率よく
運用
- 切り替え/切り戻しもGUIで簡単
- 12TB以上のボリュームも可能
- 複数ボリュームを同時にSnapshot
こんなお客様のお悩みを解決できます
バックアップの遠隔地保管でクラウドを活用したい
通常はオンプレでのバックアップ
万一に備えてクラウドにバックアップを複製
遠隔地のためランサムウェア対策も可能
クラウドへのデータの引っ越し
Protect
バックアップデータをクラウドにリストア
Virtualize
すぐに使いたい場合に仮想化によるデータコピーにより単一ボリュームで利用可能
より鮮度の高いデータを複製災害対策でクラウドを使いたい
オンプレにあるデータをボリューム単位でリアルタイムにクラウドに転送可能移行時の業務影響は考慮不要
2.ハイブリッドクラウドによるデータ連携で、効率よくデータ を管理したい
すべてのデータをコピーすることなくオンデマンドでデータを参照できる拠点間連携機能
最新の拠点間連携機能ではクラウドのオブジェクトストレージへの透過的なアクセスも可能です
- オブジェクトストレージのバケットや外部ストレージを、IBM Storage Scaleのフォルダにマウント
- 全データをコピーすることなく、オンデマンドでオブジェクトストレージやNFSのデータを利用できる
- フォルダはReadOnly、アップロード専用、読み書き可能など用途に応じて設定可能
- アプリケーションから様々な場所のデータを透過的に参照し利用できる
こんなお客様のお悩みを解決できます
複数拠点のデータをクラウドに集約して分析したい
キャッシュに書き込むだけで自動的にクラウドにデータを集約APIに対応したアプリの変更は不要
クラウドのデータをオンプレで使う時の下りコストが気になる
一度使ったデータはキャッシュされ単価の高い下りの通信コストを抑制キャッシュのデータは高速処理が可能
アプリケーションを移動できてもデータの移動/参照が難しい
全データへの透過的なアクセスを実現
別拠点/クラウドにあるデータはコピーや移動をしなくても利用可能
3.クラウド活用によるコスト削減を実現したい
大容量/長期間のデータ保管はオンプレで安価に
オンプレに持ってくるほうが安価で、劇的に容量が増えても、有事の際も安心です
*ここに挙げた料金や計算例は特定の条件下で提示・算出されたものです。IBMは常にこれらの結果が得られることを何ら保証するものではありません。
大容量データを安価に保管できるストレージ技術
高頻度データは高速域、低頻度データは低速域など、データの適材適所を実現!
テープを組み合わせた階層化は国内でも大規模事例が多数
30PBのゲノムデータ保管のためにテープを組み合わせ高速性と経済性を両立
膨大なオミクスデータを蓄積し、Powerでゲノム解析基盤を構築
ESS25PB、テープ最大100PBの実験データ保管&解析基盤
コストとエコで改めて見直されるテープ
- 97%の消費電力削減
- 95%の放熱量低減
- ライフサイクルにおけるCO2発生量を87%削減
Total Solution Cost
IBM Tape TCO tool: https://www.ibm.com/it-infrastructure/resources/tools/storage-tco-calculator/
Assumptions
- 12 Petabytes of data
- 15% data CAGR
- 10-year retention
- 11-Nines of calculated data durability
Storage Compares
- Tape with SDS
- Premises Object with HDD
IBM Cloud Object Storage
大容量データ保管に最適なオブジェクトストレージ
豊富な実績と高い信頼性
IBM Cloud のオブジェクトストレージと同じソフトウェア
グローバルではEBを超える超大規模事例もあり
地域分散構成ならサイト障害にも耐えられる高い信頼性を提供
高い拡張性を実現するアーキテクチャ
TB〜EBまで拡張できる高い拡張性
拡張しても性能が劣化しない独自のアーキテクチャ
管理が容易で運用負担を軽減
OSとソフトウェアを一体で提供するため管理が容易
高い耐障害性により管理の手間を低減 3名で200PBの運用事例あり
ランサムウェア対応のデータ保管先として
マウントして利用しないため、システムとの距離があり(Air Gap)、万一の
時でも直接被害を受けにくい
WORM(Write Once Read Many:書き込み後変更不可)機能も提供
ユースケースの例
- Cloud Storage
- IoT / AI / Edge big data storage
- Video / Image distribution
- Splunk data with SmartStore
- Backup data storage
- Active archive always-on
- Storage for containers
- File storage and collaboration