大手電力会社様では、電力システムの基盤にIBM Cloudを採用いただきました。
IBM Cloudの利点を生かし、AITでは構築から運用まで一気通貫してご提供しております。
~IBM Cloud 6つ特徴~
1 ネットワーク
IBM Cloudでは、各データセンター間は高速・広帯域の専用線で結ばれています。
データセンター間の通信費を支払うことなく、データセンター間を通信できます。
2 物理サーバ(ベアメタルサーバ/BMS)
お客様専用の物理サーバを選択できます。
他のお客様の影響を受けることなく、安定したパフォーマンスで稼働いただけます。
お客様独自ライセンスの持ち込みも可能です。
3 仮想サーバ(VSI)
マルチテナント、シングルテナントの選定を行うことができ、vCPUやメモリ、内蔵Diskなど、必要に応じてさまざまなサイズを指定して利用することができます。
4 バックアップ
用途に合わせた最適なバックアップ方式の選択が可能です。
IBM Cloud提供のBackupや、お客様ライセンス利用した仕組み構築が可能です。
5 ディザスタリカバリー(DR)
複数のアベイラビリティゾーンやオブジェクトストレージ等を利用してお客様の大切なデータを複製し、災害時のデータ消失を防ぎます。
6 ディスク/ストレージ
仮想サーバや物理サーバの内蔵ディスクの他、用途に合わせてBlock / File Storage、Object Storageなどを組み合わせることも可能です。
電力システム インフラ構築・運用 詳細について
構成
IBM Cloudの構成上の利点について、2点ご説明いたします。
① 物理サーバ
IBM Cloud はパブリック・クラウドベンダーでトップクラスのベアメタルラインナップを誇っています。
仮想サーバでのOracleやVMWareなどのソフトウェアライセンス制約がある場合でもベアメタルでは柔軟な構成が可能です。
「データセキュリティの観点から他社と同居することができない」「パフォーマンスの観点からリソースを占有して他のワークロードのパフォーマンスを阻害を避けたい」といった様々なニーズにぴったりの構成をお選びいただけます。
IBM Cloud の特徴のひとつであるベアメタルは、サーバ選定、メモリ、OS、内蔵Disk、ネットワークポートなどを任意に構成することが可能です。
② プライベートネットワークの通信が無償です。
プライベートポート経由で通信すれば、プライベートネットワーク通信は無料なので運用上の課金が発生いたしません。また、各データセンター間は高速・広帯域の専用線で結ばれています。
一般的なクラウドでは課金されてしまうデータセンター間の通信料金を支払うことなく、データセンター間を通信できるのが特徴です。
ネットワーク転送の従量課金制に縛られることなく、グローバルにまたがるシステムを比較的安価に構築できることが、多くの利用者から高く評価されています。
他クラウドにはない、IBM Cloudの構成上のメリットをうまく利用することで通信費用の削減を図れます。
運用
24時間365日電力システムのインフラ運用監視サービスを行っております。
問合せ窓口から障害対応まで経験豊富なシステムエンジニアが対応いたします。
運用保守の内容 | |
1 | 監視通知/障害対応 監視アラート検知後に、指定の連絡先へ通知し、契約内容に応じてインフラ基盤の障害復旧を行います |
2 | 日常業務支援(台帳管理/申請管理) IPアドレス管理台帳、アカウント管理台帳/アカウント申請書などの更新、管理を行っております。 |
3 | 設定変更 お客様からの作業依頼からOS設定値変更やリストア作業などを行います。 お客様のご要望内容により相談、検討させていただきます。 |
4 | メンテナンス通知 IBM Cloudの英語のメンテナンス通知を翻訳し日本語にしてお客様へ通知いたします。 |
お客様の声
「管理が面倒な台帳や申請書の更新・管理の日常業務支援から、英語のメンテナンス通知を翻訳し日本語のメンテナンス通知のご案内いただけることで、翻訳の手間や通知の抜け漏れを防げる」とお客様より好評をいただいております。
AITの強み
AITでは、業界業種問わずIBM Cloudのインフラ構築から運用監視支援サービスまで一気通貫してご提供し数多くの実績がございます。インフラ構築では、IaaSの構築を中心にインフラ構築支援を行っております。運用監視支援サービスでは、標準運用監視と監視内容のメニューをご用意しており、対応内容と対応時間に応じたサービスを提供いたします。お客様システム環境に合わせた独自の運用監視メニューへのカスタマイズも可能です。お客様の日常運用業務支援なども検討いたしますので気軽にご相談ください。